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水への恐怖 [ボート競技]

先日、夜の練習中にうちの部員が落水しました。
幸い、同じ水域で別団体が練習していた為、
その団体の救助艇に無事救助されました。
本人曰く、何度も船に乗り直すことを試みましたがうまくいかず、
また思ったより水温が低かった為、体が動かなくなったとか。。。

う~む、恐ろしい。

我々ボート選手にとって水への恐怖を忘れてはいけません。
いついかなる時も、落水の危険は常に隣り合わせです。
今回はたまたま救助艇が近くにいたからよかったものの、
夜間の一人練習で落水した場合は非常に危険です。

ちょっとした気の緩みから、重大事故へ。。。
事故が起こると自分達だけでなく
その水域を利用する団体全てに迷惑がかかります。

安全への配慮。常日頃から気を付けなければなりません。
そして、我々ボート選手が自然の中で自然を相手に
競技しているということも忘れてはいけません。。。
ボートの上から水面を覗いて想像してみてください。

真っ黒い何処まで続くか分からない、水面に落ちた時のことを。。。。。

みずの2.jpg


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コメント 1

今治造船ボート部◆ねね

のぉおお
怖い!水怖い!(;´Д`)
ワタクシはボート歴5年目に入ったところで
まだ初心者マークですが、落水は過去三回ございます。
少しだけ軽く、私のくだらない落水話、聞いてくれますか?(笑)

一度目は、出沈。(※でちん・・・船台から出てすぐに落水すること)
高1の初夏の話です。
当時私が乗っていたシングル艇は、外に放置されている旧規格艇でした。
元相棒と練習するため、二人同時に出艇しました。
船台から蹴り出して、座り、靴を履こうと片足を突っ込んだら。
・・・あれは忘れもしない。左足。
「モゾッ」
ん???(・ω・;)(;・ω・)
ねね坊、足をそっと抜き出す。
「ブワッ!!」

ぎゃいやぁああああああ(実際は無言です。)

飛び出てきた直径約5・6cmの蜘蛛二匹。

「くっ・・・くもっ・・・」気を失いかけるねね坊。

「くもぉ!!????ちょ!ねねダイジョ・・・」

相棒の叫びを尻目に、バランスを取れなくなったねね坊は
静かに玉川ダムの藻屑となりました。
(出艇後、約40秒後に落水。落水所要時間歴代ニ位)

二度目は、折沈。(※おりちん・・・ねね造語。オールを折って落水すること。)
これも高1の初夏の話。
相棒と並べ練習をしてました。
コーチに「いいぞ!もっと追い込め!こら!」と
モーターボートで追われていました。
ヒートアップする私たち。
「スルッ」

あ。

ねね坊から離れていくオール。
手が滑ったのです。
そして、変な角度にオールが水中に潜り込み、
バキっと折っちゃいました。
折ってしばらくはバランスが取れていました。
だけど、ゆっくりと艇が傾き・・・

ねね坊はまたもや藻屑となったのです。
横にコーチがいたのですぐに救助されました。
(出艇後、50分後に落水。落水所要時間三位)

三度目は十八番の出沈。
これは恥ずかしながら、ボート歴四年目の去年。
新人戦に向けて追い込んでいた時期の話です。
いろいろ精神的・身体的にも追い込まれていたねね坊。
出艇の際、心の切替ができず、悶々としたまま
艇に乗り込み、蹴り出した瞬間・・・

ぼちゃん。

最短です。歴代一位です。落水まで約2秒。
なにしてるんでしょうね。まったく。

そんな感じです。わたくしのくだらない落水事件。
ダントツでハプニング大賞なのは、蜘蛛ブワッ事件です。(笑)
今でも相棒と笑い話で出てくる話題です。

誰か監視する人がいないとやはり危ない競技です。
本文の通り、自然を相手にしてるのですから・・・。
いくらボートに慣れたからって油断はできません。
水上で一人になった際は普段よりも気をつけないと・・・。


by 今治造船ボート部◆ねね (2008-03-31 08:28) 

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