第2のプロペラ [造船業]
こんにちは。
キャンタです。
船の後方にあるプロペラとは大きさも全然違います。
さてここでクエスチョン!
このプロペラ何のためにあるでしょう。
1.見た目がかっこいいため
2.船を横方向に動かすため
3.プロペラを回すことで水流が生まれ、船の速度アップが見込めるため
さて、正解は2番!
深読みをして3番にした人はいませんか?
これはサイドスラスターといって、この船の場合船首にあるため
バウ(船首)スラスターといいます。
このバウスラスター、主な活躍の場は接岸のとき。
多くの船は船尾のプロペラと舵を使うことで前後左右に操船しますがこれには一つ問題があります。
それは速度を落とすと舵の効きが悪くなり操船が難しくなるということです。
プロペラで作った水流が舵にあたることで船を左右に動かしますが、
水流が弱まると当然舵にあたる力も弱まり制御しずらくなります。
まして船首はバウスラスターがなければ横方向に動かすことができないので
接岸する港の設備や他船の運航状況、天気などいろいろ考えると至難の業になります。
車の縦列駐車でさえ苦労する自分には到底無理です。
次回は今シーズン最初のレースについて!
お楽しみに!
接岸や離岸にはタグボートを使っていますがこれだと要らないのですか?
by kousaku (2021-04-04 12:19)
こんなところにスクリューがあるのですね
初めて知りました
by tochi (2021-04-04 16:02)
これは分かりました(笑)!でも、見るのは初めてかも!!
by トモミ (2021-04-06 14:14)