船の大事な検査

こんにちは。
今日は僕が配属されている品質管理チームのお仕事について。
まずはこれ。

なにやら棒のようなもので何かを確認しています。
これは超音波によるハッチカバーの気密性を検査しています。
ハッチカバーとはホールド(積荷を入れる場所)のふたの部分。

(今治造船株式会社HPから引用)
内側に超音波を発生する装置を設置し、
外側に超音波が漏れていないかを受信機(棒)で確認することで検査します。
雨や波しぶきから積荷を守るための大切な検査です。

次はこれ。

居住区の窓に向かって放水しています。
窓の掃除をしているわけではありません。
これも雨や波しぶきが来ても、窓から水が漏れないか検査をしています。

こんなにも勢いよく水を出す必要があるのかと思いますが、
荒れた海を航海するときは大きな波しぶきが当たることがあるので、
そういった状況も想定して検査をしています。

貿易量の99.8％を船で輸送する日本、
こうして安全に乗員と積荷を守っています。

ｂｙキャンタ

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